初めに
今回はギャンブルの還元率ランキングを作成しました。還元率とは、掛け金が100%だった場合、その何%がユーザーに帰ってくるお金かというパーセンテージです。ギャンブルには胴元がいるので運営費を掛け金から引いてユーザーに還元します。例えば、10000円のお金を掛けて還元率が50%なら戻ってくるお金は5000円です。お金を稼ごうと思った際に最初に思いつくのはギャンブルだと思います。ギャンブルの還元率を知っておく事で自分が今どんな勝負をしているかを知っておくのは重要だと思います。それでは、ご覧ください。
ランキング：5位 宝くじ 還元率 45.7%
宝くじの還元率は、45.7%です。つまり、10000円分の宝くじを購入すると4570円帰ってくるイメージです。これはかなりひどい還元率でギャンブルの中でも一番悪い還元率です。良く夢を買うと言って宝くじを購入する人は多いですが実際は宝くじを買った時点でほとんど負け確定です。宝くじを購入するだけなので技術介入度も低く当選確率をアップする方法もありません。良く販売店から高額当選がでましたという広告は見かけますが他の方が高額当選したからと言って自分の当選確率が上がるわけではありません。宝くじの唯一のメリットは当選金に税金がかからないところです。これは、法律に明記されているので所得税も住民税もかかりません。宝くじはお金を稼ぎたいと思うなら一番やってはいけないギャンブルです。どうしてもやりたいなら宝くじを1枚だけ買ってエンターテイメントとして宝くじを楽しみましょう。
ランキング：4位 スポーツ振興くじ toto 還元率 50%
スポーツ振興くじのtotoの還元率は50%です。つまり、10000円分のtotoを購入したら5000円帰ってくるイメージです。totoはサッカーチームの勝ち負けを予想して予想が当たれば当選金が帰ってくるシステムです。自分でチームを選べるので宝くじよりは技術介入度が高いです。また、スポーツ振興くじのtotoの当選金は非課税所得になっているので税金がかかりません。キャリオーバー制度もあり運が良ければ億のお金が当選金でもらえます。しかし、還元率が50%なのでそもそも勝てるギャンブルではありません。totoは好きなサッカーチームを応援するついでにお金を掛けて熱中度を高めるというのが良い使い方です。
ランキング：3位 競馬 還元率 75%
競馬の還元率は75%です。つまり10000円使ったら7500円帰ってくるイメージです。競馬は公営ギャンブルなのである種の安心感があります。また、歴史も古く騎手や馬の状態などを見極める事で当選確率を上げることもできます。ギャンブルで勝つという事は、還元率を100%以上を目指すという事なので競馬で勝つという事は、25%分のビバインドを勝った上に更に勝ち金を重ねるという事です。これはなかなかに難しく競馬で勝つ人は一定の金額を一定の法則に従って売り買いして、勝ちと負けを繰り返しながらすこしづつ勝っていくというのが王道パターンです。たまに本当に運が良くて万馬券を当てる人もいますが稀です。競馬の怖いところは、そうやって努力の末になんとか還元率を100%以上にして勝った金額に税金がかかる事です。お笑い芸人のインスタントジョンソンのじゃいさんが9370万6710円の万馬券を当ててYoutubeで報告したところ税務署からマンションを買えるぐらいの納税書がきて破産したというのは有名な話です。25%の控除率の中には、税金も含まれるので勝ち金にまで税金を掛けたら2重課税となってしまい、納税システムに問題があると思いますが大勝ちすると税務署から納付書はきます。しかも、経費として認められるのは、当選した馬券の購入金額だけでハズレ馬券の購入金額は経費として認められません。ハズレ馬券を経費として認めてもらうには裁判をして裁判に勝つ必要がありますが一体いくら裁判費用がかかるか分からず、しかも確実に勝てる保証も無いので現実的な手段とはいえません。つまり競馬は、頑張って勝っても税金面で負ける可能性が高いギャンブルです。
ランキング：2位 パチンコ 還元率 80%
パチンコの還元率は、80%です。つまり、10000円使ったら8000円帰ってくるイメージです。パチンコは一番身近でどこででもできるギャンブルです。余り知られていませんがパチンコにも消費税がかかっており5%程は内税で取られています。そこからパチンコ台の料金やホール運営費が引かれて残りが私達に帰ってきます。パチンコでの勝ち方はほとんど決まっていて、複数人で複数のホールを周り、還元率が100%以上の台を長時間打つか、潜伏確変だったり、当たりやすいゾーンの台を見つけてその間だけ打つかです。前者は軍団と呼ばれ、後者はハイエナと言ってホールでは嫌われています。実際、パチンコは勝ちすぎるとお店の出入りが禁止になったりします。お店はお客さんを選ぶ権利を法律で認められておりこれは違法ではありません。そして、パチンコ台は3ヶ月に1回ぐらいで入れ替わるので勝とうと思ったら台のスペックや高設定示唆の演出などの勉強が常に必要になります。台の勉強をし、ホールをこまめに回って高設定台を探しやっと還元率100%以上の成果を上げてもパチンコ店からは嫌われるというのがパチンコです。労力の割には、リターンがすくないというのが印象です。
ランキング：1位 オンラインカジノ 還元率 97%
オンラインカジノの還元率は97%です。つまり10000円使用すると9700円帰ってくるイメージです。オンラインカジノは還元率がいままでで一番高くなっています。ブラックジャックなどの一部のゲームは還元率が99.5%となっているものもあり、ルールを理解してやれば勝ちやすくなっています。オンラインカジノの問題点は、外国が運営しているカジノで遊ぶ事にあります。オンラインカジノは入金には審査が無いのですが、出金には身分証をアップロードする事を求められます。外国に身分証をアップロードしたら何に使われるか分からないという恐怖があります。またオンラインカジノは1000万円など単位で大勝ちするとアカウントが急に閉鎖されログインできなくなり、運営に問い合わせをしても無視されてどうしようも無いという話もあります。法律的にもグレーゾーンで怪しいのでおすすめはしません。
まとめ
今回は、ギャンブルの還元率ランキングを作成しました。ギャンブルというのは、遊びでやる分には楽しいのですが、本気になると負けるシステムになっています。更に人対人のゼロサムゲームなので勝とうと思ったら常に勉強が必要になります。そして大勝ちすると税金で取られていきます。基本的にギャンブルをやるとお金持ちからは遠ざかります。やるのであれば1ヶ月に3000円など失ってもリカバリーが効く金額でやるか、もしくはやらないというのが良い選択です。お金を増やしたいのであれば、法体系がしっかりしていてプラスサムゲームの株や投資信託で増やしいくのをお勧めします。
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